マニアックな話ですがあまりに驚いたのでお知らせ。
Mac Proの起動ディスクをPCI SSDに交換したらアホほど早くなった!
思わず「はぁ?」と声が出てしまう早さです、計った所なんと12倍!パソコン買い替える必要ないですな。
パソコン自体の進化でも2倍の数字が出る事は珍しいのにおかしな時代です、進化の仕方も変わってるようです。
sonnet tempo SSD pro plusとcrucial SSD 525GBx2を導入したのですが、メーカーによる差はほとんどないとの事です。
さらにそれを2つでRAIDすると最新Macを越えるスピードだそうです、銀色タワー型MacProを使ってる方は是非お試しください(もちろんWindows機でも)。
松の環境はMac Pro mid 2012 2×2.4-6core 34GB メモリですが、PCI Expressが載るMacなら使えるそうです。
安価なPCI SSDの中で最速の物がこれのようですが(高価なものはもう少し早い物があるのですがコスパは悪いです)、単純にSSDにするだけで相当なスピードアップが見込めます。
試しに使ってない2008 2.66-Quad coreの起動ディスクをSSDにして本体のベイに直接挿してみたのですがそれでも驚きの早さ!
2008と2012の差の比ではない早さです、体感3倍くらい早いです。
理論上では本体のベイSATA2は3Gb/s、PCI(SATA3)は6Gb/sで、それをRAIDしているので12倍ですがここまで早い必要は無いかもしれないって位早いです。
簡単に説明するとSSDは回転しないハードディスク(HDD)で、それ自体が恐ろしく早いのですが、その早さを受け止められるだけの通路がパソコン側に無いと意味が無いという話です。
ですが、本体のベイ(通路)の3Gb/sでも相当早く、この速度を使えるHDDは無いのでそこにSSDを挿すだけでも早いのに、その倍の通路(6Gb/s)でSSDのスピードをフルに使えればもう別次元です、それをさらにRAID(2つのSSDを並列で使い倍の速度を出す)してるのでもうアホの早さです、こともあろうかさらにそのRAIDカードを2枚挿して4つRAIDで24倍の早さを出すというイカレたこともできるようですが、もうわけわからん世界です。
今までは、CPU(頭の良さ)を追求する進化でしたが、問題文を読み、回答を書くというスピードがボトルネックになっていて大した恩恵が受けられませんでした。
ですがSSDの登場で問題文を読み、回答を書くスピードが劇的に進化したので実感として感じられる物になりました、読む目が12対、書く手が12本になったというイメージでしょうか?これは頭が多少良くなることとは別格の早さです。
整理して速度&コストを比較すると。
本体のベイ/HDDのスピード を1と定義
賢い選択
本体のベイ+SSD=3倍スピード コスト:SSD分(1と定義)
マニアな選択
PCIカード+SSD=6倍スピード コスト:PCIカード&SSD分(約3)
本体のベイ2つ使用RAID+SSDx2=6倍スピード コスト:SSDx2(約2)
アホな選択
PCI RAIDカード+SSDx2=12倍スピード コスト:PCI RAIDカード&SSDx2(約7)
イカレた選択
PCI RAIDカードx2+SSDx2=24倍スピード コスト:PCI RAIDカードx2&SSDx4(約14)
(機種によっては他のカードが挿せなくなりグラフィック等にダメージ有り)
と言った所でしょうか。
なので、HDDをSSDに変えるだけでも当分は使えるのではないでしょうか、そしてSSDやカードの価格もあっという間に下がるので時代に合わせて差し替えるでも良いかもしれませんが、12倍スピードにしておけば相当長くストレス無く使えるかと。
松はもともとパソコン周りは得意ではないのですが、このSSDの進化は相当差が感じられる物なので苦手な人もやってみた方が良いと思います!