マツ日記

20190103

みなさん、明けてますか!?
松的には明けてても明けてなくてもどうでもいい1月1週目の水曜日です。

今年もお正松が明日やって来ますね。
あらためてこのライブを振り返ると本当にご来場頂いた皆様、参加してくれたミュージシャン皆様、そして16年も付き合って下さったMANDALA皆様に感謝が絶えません。
Bluemを活動休止してからソロ活動の起点として支えて頂いた南青山MANDALA。グランドピアノと生演奏に意固地なまでにこだわって始めたソロ活動。当時は今以上に商業主義のインスタント音楽に猛反発していた事を思い出します。
でも16年が過ぎ17年目を迎える今年、打ち込み音楽、今やEDMと呼ばれる電子音楽にも遅まきながら理解し、興味を持っている自分もいます。ですが、やはり人が奏でる音楽を決して失いたくないと言う気持ちは以前に増して大きくなっています。

生の楽器を生の人間が奏でる音楽。やはりここを見つめなければその先には行けない。それは常に思うのです。
ドラム、ベース、ギター、ピアノのみならずストリングスや管楽器等、人が奏でる音楽の説得力はやはり圧倒的です。
今の音楽業界ではその「人が奏でる音」に触れること自体が難しくなっています。
バイオリンってどんな音?フルートってどんな音?イングリッシュホルンとかバスクラリネットとか他にもたくさん素敵な音は有るよ。
今の子供達ははたしてその感動を今後知る事が出来るのでしょうか?

出来るだけ近くで古くから愛されて来た楽器の音に親しんでほしい、そしてアンサンブル、「合奏」の楽しさを知ってほしい。個性の違う人達が集まり、相手を理解し尊重して美しいハーモニーを作るというプロセスを知ってほしい。
なんだか年を取ったような語り口になってしまいますが、反面その情熱が増している自分に驚いたりしています。

12/13のHappy Birthdai Dear 俺と1/3のお正松。こんな忙しい年末年始に続けてライブをやるのは来てくれる皆様にもメンバーにも忍びないと思いそろそろ考えないとと思ってたのですが、心躍らせ譜面を準備している自分に気付き、やはりこの場所は残さないとと思っております。

来年から形を変えるのか、日程を変えるのか、それはゆっくり考えることにします。
ですが、生の楽器を生身の人間が演奏する音楽を絶やさない、そしてそれを聞いてくれる人の耳を失わない。
それが今の僕の目標です。

1/3お正松、それは僕的なニューイヤーコンサートです。たかだか45年ですが、僕が生き、感動を教えてくれた音楽を「人力」だけでお届けできる場所として、今年も大切にお届けしたいと思います。お楽しみに!

2019/1/3
Cast

Vo.Pf.G:松
Guitars:鈴木papagon英俊
Bass:今西慎也
Drums:江口信夫

Violin:亀井友莉、井田真理乃
Viola:大辻ひろの
Cello:渡邊ゆかり
Flute:萩原可奈
Oboe:和光美苗
Clarinet:宮田愛子
Fagott:山村真実

Guet Vocal:vahoE
Additional Piano&Violin:向江陽子