マツコラム

言葉と言う名の音楽 名前と言う名の芸術

今月号のNewtonのラマチャンドラン博士のインタビューがとても興味深かった。

ブーバ キキ効果というものをご存知でしょうか。
http://ja.wikipedia.org/wiki/ブーバ/キキ効果

色や形からイメージする名前(発音)の関係ですが、本当にその通りだなと。
ガッチャマンは強そうだしムーミンは優しそうだ。ラマチャンドラン氏もいかにもいろいろ考えてそうな名前だが。
そう考えると芸名の付け方一つでその人のイメージはあらかた決まるのか?検証企画!
「まつがした」を加工してイメージを変えよう!

”マツガセタ” お、なんか速そうだ

”まぬがした” うーん、なんかダメそうだ

”マジガシダー” 合体しそうだ

”ハツガシタ” 芽が出そうだ

”マツヤセタ” 言われてみたいね。

なんだか関係なくなって来たので話を戻そう、同じく彼曰く発音する時の口の形がその言葉のイメージを既に表していると、smallの口をすぼめる動きとBigの口を広げる動きは確かに「ちいさい」「おおきい」と共通する。
”チョチョリッセ”さんより”ガジャゴンゲ”さんのほうがなんとなく強そうだ。

以前rush!の平松女史が「にっぽん」を「にっぴょん」に改名すれば平和になると言ってた。
確かに、名前がその性格を決めると言うのも考えられる。
ホノルルなんていかにも楽園そうだしデトロイトなんかいかにも重工業っぽい。
”ガダルカナル”が戦場として取り上げられやすいのは名前のせいか?”湯布院”はいかにもくつろげそうだ。
「ザク」はやっぱり怖そうだし、「プーさん」が悪事を働くとは思えない。

なんだかとても興味深い分野である。

そしてもう一つ気になった論点、比喩表現の解釈について。
比喩表現を解釈するのは人間の能力の中でも特徴的なのだとか、エピソード、ストーリーを記憶できることが人間の進化の決定的な要因だと語る。確かにその通りだ。

でも、比喩表現の解釈はさらに個人の考え方、歴史による所も多いのでは?
インタビューにでてきたこの比喩表現、英語圏ではだれもが知ることわざのようですが、僕が最初読んだ時に感じたものとは違う意味でした。

”輝くもの必ずしも金ならず”

あなたならどう解釈しますか?