「サンダーパンツ」という映画を見た、いたく感動した。
「オナラで宇宙を飛ぶ」というそのキャッチーなテーマに惹かれて見たもののその中身は深い。
私なりにこの映画の言わんとする所を述べてみよう。
一番のテーマは「自分にとってコンプレックスであることも活かしようによっては才能になるということ」だろうか、オナラが出すぎていじめられていた少年が宇宙ステーションの危機を救うと言う話だ。そして友情、互いに持っているもの、持っていない物を偏見なく認め合いありのままの姿でそれぞれの中に咲いている才能を大切にして大きな夢を叶える。でもその過程には理不尽な差別や強いものに従い異端者を排除しようとする世の中や嫉妬や妬みが渦巻き試練の日々が続く。でもそれを乗り越え今まで嫌いだった自分の短所を長所に変えめでたしめでたしという痛快なサクセスストーリーである。
単純に笑えるコメディーなのだがひとごとではない。自分の中に埋もれている、いや、自ら封じようとしている才能、それを啓発する映画だと思う。あなたの「オナラ」はなんですか?